東京には溢れかえるほど美容室があるのに、どうして外国人対応できる美容室は少ないんだろう。「言葉の壁だろう」で片づけるのは簡単ですが、実は、外国人の求めている技術が日本人と違う事も大きな原因なんです。
1、外国人の髪質、骨格は日本人と違う。
日本人の間では、外国人風という「西洋人の様な髪色、クセ毛、骨格」などを目指したスタイルが人気です。しかし、外国人の方たちは、その髪色、くせ毛、骨格がコンプレックスになってしまっている場合もあるんです。
昔、外国人の友達に『Yukiの鼻は小さくていいね‼』と言われました。日本人の感覚からすると褒められてるかは謎ですが(笑)、外国人は鼻が高い事をコンプレックスに思う方もいます。この様に、コンプレックスは人種によっては様々です。
2、髪質、骨格が違えば求める物も変わってくる。
アジア人はハチが張っていて絶壁気味の方が多い。そのため、美容師は日本人のお客様を外国人のように後頭部に丸みを出し、ハチは目立たないような工夫を施してカットしています。これと同じことを西洋人にやってしまうと強調されすぎて嫌がられることあります。
また、日本人はトレンドを意識しますが、海外ではあまりトレンドに左右されません。それよりも、自分のスタイルにフィットする髪型を求めます。
3、求める物が違えば日本人向けの美容技術では対応できないことも
日本人美容師が外国(特に北米、ヨーロッパ圏など)でのサロンワークでつまずく技術。それは、ブロードライとカラーです。
仕上げの技術が違う
日本の美容室での仕上げ、スタイリングのほとんどはコテやストレートアイロンです。ニューヨークでは、このコテやストレートアイロンでの仕上げは、ほとんどありませんでした。
その代わり、ロールブラシ(丸いブラシ)を使ってクセ毛を伸ばしてストレートにしたり、ボリュームを出したり、カールを作っていました。この技術は日本のサロンワークでは基本的に習いません。
カラー剤の選定が違う
海外のカラー剤は、西洋人の髪色に合わせて作られていることが多いです。そのため、カラー剤がほとんどブロンドに見えました。また、ブロンドの種類も多岐に渡るのでで、慣れるまでは区別をつける事が難しかったです。すでに日本でカラー技術を身に着けている美容師も、外国人のブロンドに対応するための技術は特別に学ぶ必要があります。
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骨格の違い、求めるものの違い、そして身に着けている技術の違い。この3つの違いから、外国人の髪は海外経験のあるスタイリストに任せるのが安心です。
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